夕方、窓から差し込む西日で実家の廊下がオレンジ色に染まっていました。
扇風機がゆっくりと回る音を聞きながら、父の様子を何気なく見ていました。
78歳になった父は、昔なら片手で軽々と持っていた荷物を、少し時間をかけて両手で持ち上げていました。
その姿を見た瞬間、胸の奥が少しだけ苦しくなりました。
「父も年を取ったんだな。」
そう思った次の瞬間、気付いたんです。
50歳になった私も、決して若くはない。
父の背中を見て、自分のこれからの人生まで考えてしまった日のことを書こうと思います。
昔は当たり前だった父の姿が変わっていた
夕方、仕事を終えて実家へ帰ると、西日が廊下をオレンジ色に照らしていました。居間からはテレビの音が聞こえ、古い扇風機がゆっくりと首を振っています。
玄関には飲み物の箱が置かれていて、父が家の中へ運ぼうとしていました。
私は何気なくその様子を見ていたのですが、父はすぐには持ち上げませんでした。
一度しゃがみ、箱を持ち直し、少し息を整えてから両手で抱えるように持ち上げたのです。
その姿を見た瞬間、胸の奥が少しだけ締め付けられるような気持ちになりました。
私が子どもの頃の父は、とても力持ちでした。
家具を運ぶのも、重い荷物を持つのも当たり前で、家族旅行では荷物を全部一人で抱え、「早く行くぞ」と笑っていた姿を今でも覚えています。
それなのに、今では飲み物の箱を持つだけでも慎重になっている。
父は78歳です。
頭では分かっていたはずなのに、その姿を目の前にすると、「父も年を取ったんだな」と改めて実感しました。
何事もなかったように「今日は暑かったな」と笑う父を見ながら、私は昔より少し小さくなった背中を見つめていました。
父の姿を見て、自分の50歳という現実も見えてきた
父の老いを感じた瞬間、不思議なことに自分のことも考えていました。
気付けば私も50歳。
物流倉庫で派遣社員として働きながら、350万円の借金を返済しようと毎日必死に働いています。
若い頃は「50歳なんてずっと先の話」と思っていました。
でも、その50歳にもう自分が立っている。
父が年齢を重ねたように、自分も確実に年を重ねていることを改めて実感しました。
以前、**「50歳派遣社員が親の老後を考えていたら、自分の将来まで怖くなった夜」**という記事を書きました。
あの時も将来への不安を書きましたが、今回はそれとは少し違います。
父の背中を見たことで、自分には残された時間が思っているより少ないのかもしれないと感じたのです。
後悔しないように今日も一歩ずつ進みたい
もちろん、不安になったからといって何かが急に変わるわけではありません。
借金がなくなるわけでも、派遣社員という立場が変わるわけでもありません。
それでも、何もしないより、一歩ずつ前へ進んでいきたいと思っています。
このブログを書き続けているのも、その一歩です。
同じような悩みを抱えている人の役に立てたらうれしいですし、自分自身の記録としても残しておきたいと思っています。
以前書いた**「50歳派遣社員でも副業はできる?借金350万円の私がブログを続ける理由」**でも触れましたが、私は派遣社員だからこそ、自分で収入を増やす方法を諦めたくありません。
そして、**「50代派遣社員はいつまで働ける?60歳・65歳以降の現実を50歳の私が考える」**を調べたことで、今のうちから準備する大切さも実感しています。
父の背中を見たあの日。
あの光景は、私に「時間は限られている」という当たり前のことを改めて教えてくれました。
だから今日も、小さな一歩でも前へ進んでいこうと思います。


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