熊本で震度7の大きな地震。震度5強の揺れを経験して改めて感じた日常のありがたさ

緊急地震速報が鳴る自宅で不安そうにテレビを見る50歳派遣社員こうじと高齢の両親 日常

昨日は、たまたま仕事が振替休日でした。

普段なら物流倉庫で汗を流している時間です。

久しぶりの平日休みだったので、家でゆっくり過ごそうと思っていました。

父と母も家にいて、いつもと変わらない静かな一日になるはずでした。

ところが、その穏やかな時間は突然終わります。

スマートフォンから、あの音が鳴り響きました。

緊急地震速報です。

何度聞いても慣れることのない音。

胸が締め付けられるような感覚になり、「まさか」と思った次の瞬間、家全体が大きく揺れ始めました。

昨日、熊本で発生した震度7の大きな地震。

私の住む地域でも震度5強の揺れを観測しました。

もし昨日が仕事の日だったら。

私は職場にいて、父と母は二人きりでこの揺れを経験していたかもしれません。

そう思うと、昨日たまたま家にいたことは、本当に偶然だったのだと思います。


緊急地震速報のあと、今まで経験したことのない揺れがきた

最初は小さな揺れでした。

しかし、その揺れはあっという間に大きくなりました。

照明が揺れ、食器棚からはガタガタという音が聞こえます。

家全体がきしむような音もして、「これ以上大きくなったらどうしよう」という不安でいっぱいになりました。

揺れていた時間は数十秒だったと思います。

でも、その時間は何分にも感じました。

自然の力の前では、人は本当に無力です。

テレビで地震の映像を見ることは何度もありましたが、自分自身が震度5強を経験すると、怖さはまったく違いました。


真っ先に頭に浮かんだのは両親のことだった

揺れが少し落ち着くと、私はすぐ父と母の様子を見に行きました。

父は78歳。

母は75歳です。

二人とも無事な姿を見た瞬間、ようやく安心しました。

普段の私は、借金の返済や仕事、これからの生活のことで頭がいっぱいです。

でも、昨日の地震では、それらを考える余裕はありませんでした。

頭にあったのは、「家族が無事でいてほしい」という気持ちだけです。

家族の存在は当たり前ではない。

昨日ほど、それを強く感じた日はありませんでした。


防災は後回しにしてはいけないと思った

今回の地震で、一番反省したことがあります。

防災用品をきちんと準備していなかったことです。

水や食料は少しあります。

しかし、それだけです。

懐中電灯。

モバイルバッテリー。

非常食。

携帯ラジオ。

避難袋。

どれも「そのうち買おう」と思ったまま、今日まで来てしまいました。

父も母も高齢です。

もし停電していたら。

もし避難しなければならなかったら。

もっと困っていたと思います。

地震は、準備が終わるまで待ってくれません。

今回の経験を無駄にしないためにも、少しずつ防災用品をそろえ、家族で避難について話し合おうと思います。


当たり前の日常が、一番幸せなのかもしれない

地震が収まったあと、家の中は静かになりました。

時計の音が聞こえます。

冷蔵庫の音も聞こえます。

昨日まで何も気にしていなかった音が、不思議と心に残りました。

朝起きて、ご飯を食べて、仕事へ行く。

家に帰って、家族と話をする。

そんな毎日は、ずっと続くものだと思っていました。

でも、本当はそうではありません。

借金はまだあります。

仕事の悩みもあります。

これから先の不安もあります。

それでも昨日は、父と母が無事だったこと、それだけで十分でした。

振替休日だったからこそ、家族と同じ時間を過ごし、一緒にこの地震を乗り越えられました。

昨日という一日は、私にとって「当たり前の日常は、決して当たり前ではない」ということを教えてくれた一日でした。

これからは、防災への備えを進めながら、一日一日を大切に過ごしていこうと思います。


※参考情報

今回の地震に関する最新情報や、防災に関する情報は気象庁の公式サイトをご確認ください。

気象庁 地震情報

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