財布の中身を見るたびに、不安になる。
給料日が来ても、生活費や支払い、借金の返済でお金が消えていく。
「50歳になったら、もう少し余裕のある生活をしていると思っていた」
私は何度もそう考えました。
でも、現実は違いました。
50歳。
物流倉庫で働く派遣社員。
そして、350万円の借金。
貯金も十分にありません。
夜になると、
「このまま60歳になったらどうなるんだろう」
「急な出費があった時、対応できるのだろうか」
そんな不安が頭をよぎることがあります。
以前の私は、お金がない原因を「収入が少ないから」だと思っていました。
もちろん、それも理由の一つです。
しかし今振り返ると、一番の問題はお金との向き合い方でした。
私は節約ばかりを考えていました。
少しでも安い物を買う。
外食を我慢する。
欲しい物を諦める。
それでも、お金の不安は消えませんでした。
なぜなら、最初にやるべきことの順番を間違えていたからです。
お金がない時ほど、ただ我慢するだけでは状況は変わりません。
まず現状を知る。
支出を見直す。
借金と向き合う。
そして、少しずつ未来のための行動を始める。
これが大切だったと今では感じています。
この記事では、借金350万円を抱える50歳派遣社員の私が、「もっと早く知っておきたかった」と感じる、お金がない人が最初にやるべきことを7つ紹介します。
同じようにお金の不安を抱えている方の、少しでも参考になればと思います。
何より先に自分のお金の状況を把握する
私が最初にやるべきだったことは、節約でも副業でもありません。
自分のお金の状況を正しく知ることでした。
以前の私は、お金のことを考えるのが怖かったです。
銀行口座を見る。
借金の残高を確認する。
毎月いくら使っているか計算する。
どれも後回しにしていました。
「来月頑張れば何とかなる」
「給料が入れば大丈夫」
そう考えて、問題から逃げていました。
でも、お金の問題は見ないようにしても消えません。
むしろ、時間が経つほど大きくなります。
ある時、私は紙に自分のお金の流れを書き出しました。
収入はいくらなのか。
生活費はいくらなのか。
返済はいくらあるのか。
すると、今まで見えていなかった問題が分かりました。
思った以上に毎月出ていくお金が多い。
必要だと思っていた支払いの中にも、見直せるものがある。
そこで初めて、「変えなければいけない」と思えるようになりました。
以前の私は、給料日前になると財布の中身ばかり気にしていました。
給料日まであと3日。財布に1,240円しかない50歳派遣社員の現実
でも書いたように、お金の不安は数字を見ないことでさらに大きくなっていました。
お金がない時に一番怖いのは、残高が少ないことだけではありません。
自分が何にお金を使っているのか分からないことです。
まず現状を知る。
それが、お金を立て直す最初の一歩だと思います。
固定費を最優先で見直す
お金がない時、最初に削ろうとするもの。
それは食費や趣味のお金でした。
私も以前はそうでした。
少しでも安い商品を探す。
外食を我慢する。
欲しい物を買わない。
もちろん、節約は大切です。
しかし、今振り返ると私は努力する場所を間違えていました。
毎日数十円、数百円を我慢している一方で、毎月必ず出ていく固定費については深く考えていませんでした。
スマートフォン料金。
自動車の任意保険。
使っていないサービス。
「これくらいなら大丈夫」
そう思って放置していた小さな支払いが、年間で見ると大きな金額になっていました。
私は以前、目の前の生活を乗り切ることばかり考えていました。
そのため、根本的に家計を見直すことを後回しにしていました。
しかし固定費は、一度見直せば、その後も毎月効果が続きます。
例えば、月3,000円の支払いを減らせた場合、年間では36,000円になります。
借金350万円を抱えている私にとって、この金額は決して小さくありません。
固定費を見直したことで、「毎月必ず出ていくお金」を減らす意識が生まれました。
節約というと、我慢することばかり考えてしまいます。
でも本当に大切なのは、まず大きな出費の流れを確認することでした。
借金の金利を確認する
借金がある人にとって、避けて通れないのが金利の問題です。
私も以前は、「毎月きちんと返済しているから大丈夫」と思っていました。
しかし、返済しているのに借金がなかなか減らない。
そんな状況が続いていました。
「なぜこんなに頑張っているのに減らないんだろう」
何度もそう感じました。
理由の一つは、金利によって利息が発生していたからです。
借金は、ただ返済額を見るだけでは本当の状況は分かりません。
いくら借りているのか。
金利はいくらなのか。
毎月いくら元金が減っているのか。
これを確認することが大切です。
私自身、もっと早く借金の仕組みを理解していれば、違う行動ができたかもしれないと思っています。
以前書いた
借金350万円の50歳派遣社員。毎月返済しても借金が減らない現実
でも紹介しましたが、返済しているつもりでも、実際には思ったほど元金が減っていないことがあります。
借金があることを恥ずかしく感じ、見ないようにする。
私もそうでした。
ですが、現実を見ることからしか改善は始まりません。
借金から逃げるのではなく、まず正しく知る。
それが、生活を立て直すための大切な一歩だと思います。
収入を増やす方法を考える
節約には限界があります。
私も以前は、「もっと我慢すれば何とかなる」と考えていました。
でも、毎月削れる金額には限りがあります。
食費を減らす。
電気を節約する。
買い物を我慢する。
これらも大切ですが、収入そのものを増やすことも考えなければ状況は大きく変わりません。
私は50歳で派遣社員として働いています。
正社員への転職が簡単ではないことも分かっています。
年齢の壁。
経験や資格の問題。
求人を見ても厳しい現実を感じることがあります。
それでも、「何もしない」ことだけはやめようと思いました。
そこで始めたのがブログです。
すぐに収入になるわけではありません。
ですが、将来のために行動しているという実感があります。
以前の記事でも書いたように、
50歳派遣社員がブログを続ける理由|人生を変えたい。そして副業になれば一石二鳥
という気持ちで、少しずつでも未来を変えるために続けています。
お金がない時ほど、支出を減らすことだけではなく、収入を増やす方法も考えることが大切です。
生活防衛費を少しずつ作る
以前の私は、給料が入ると安心していました。
しかし、実際には安心できるほどのお金は残っていませんでした。
支払いを済ませる。
借金を返済する。
生活費を払う。
気づけば、次の給料日まで余裕がない。
そんな毎日でした。
一番怖かったのは、予定外の出費です。
車の故障。
家電の買い替え。
病院代。
普段なら対応できるような出費でも、手元にお金がないと大きな不安になります。
以前の私は、「借金を返すことが最優先」と考えていました。
もちろん、返済は大切です。
ですが、手元のお金が全くない状態では、何か起きた時にまた借金に頼ることになってしまいます。
そこで少しずつですが、生活防衛費を残す意識を持つようになりました。
最初から何十万円も貯める必要はありません。
5,000円でもいい。
1万円でもいい。
まずは「何かあった時のお金」を持っておくことが大切だと思います。
以前は、口座残高を見るたびに不安になっていました。
今でも決して余裕があるわけではありません。
それでも、少しでも手元に残しておくことで、以前より心の余裕が生まれました。
お金は、ただ生活するためだけではありません。
不安を減らすためにも必要なものだと感じています。
節約は無理なく続けられることから始める
お金がない時ほど、「もっと節約しなければ」と考えてしまいます。
私も以前は、極端な節約をしていました。
欲しい物を全部我慢する。
必要な物まで買わない。
少しでも安い物だけを選ぶ。
最初は頑張れます。
しかし、無理な節約は長く続きませんでした。
我慢が積み重なるとストレスになります。
そして、その反動で余計なお金を使ってしまうこともありました。
そこで考え方を変えました。
「苦しい節約」ではなく、「続けられる節約」をすることです。
例えば、
外食の回数を少し減らす。
コンビニへ行く回数を減らす。
買い物前に家にある物を確認する。
小さなことですが、毎月続ければ大きな差になります。
以前の記事でも書いたように、
50歳派遣社員でも貯金はできる?借金350万円の私が実践している節約術7選
節約は、一気に人生を変えるものではありません。
でも、毎日の小さな行動が、少しずつ未来を変えていくものだと思っています。
一人で抱え込まず行動を続ける
お金の問題は、人に相談しにくいものです。
特に借金があると、「自分が悪い」と考えてしまい、一人で抱え込んでしまいます。
私もそうでした。
誰にも言えない。
知られたくない。
自分だけで何とかしなければいけない。
そう思っていました。
しかし、一人で悩み続けても状況は変わりません。
大切なのは、小さくても行動を続けることです。
家計を確認する。
支出を見直す。
情報を調べる。
副業を始める。
一つ一つは小さな行動かもしれません。
でも、何もしない毎日と比べれば大きな違いがあります。
私の場合、このブログを書くこともその一つです。
50歳になってからでも、人生を少しでも変えたい。
そんな思いで続けています。
すぐに結果が出なくても、行動しているという事実が、自分自身を支えてくれることがあります。
まとめ
50代でお金がないと、「もう遅いのではないか」と思ってしまうことがあります。
私も何度もそう感じました。
借金350万円。
派遣社員という働き方。
十分な貯金がない現実。
決して簡単な状況ではありません。
でも、だからといって何もしなければ、状況は変わりません。
私がもっと早くやればよかったと思うことは、
自分のお金の状況を知ること。
固定費を見直すこと。
借金と向き合うこと。
収入を増やす努力をすること。
少しずつ生活防衛費を作ること。
無理なく節約を続けること。
そして、一人で抱え込まないことです。
50代からでも、できることはあります。
大きな変化ではなくても、今日一つ行動するだけで未来は少し変わるかもしれません。
私自身、まだ借金を抱えながら生活しています。
ですが、以前のように何も考えず不安になるだけの日々からは少し変わりました。
この記事を読んでくださった方も、まずは一つだけでいいので、自分のお金と向き合うことから始めてみてください。


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